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Kanaのおばあちゃん。
楓と愛から言うと「ひいおばあちゃん」

なのに二人は「ひいおばあちゃん」に「ばーばーばーちゃん」と言う。
「ばー」が二つだから、周りには「ひいひいおばあちゃん」と勘違いされるが「ひいおばあちゃん」

なんか、「ひい」と「ばー」でよく分からなくなってきた・・・


足腰が悪くなり、そして「認知症」の為、ずいぶん前からホームに入居しています。

今までのホームでは、お正月等でも外出の許可が出なかった為家に帰る事は出来ませんでしたが、今度新しく入ったホームでは一日だけ家に帰る事が出来るようで、Kanaも母と一緒におばあちゃんに会いに今日、行きます。



Kanaが楓を生んだ10年ほど前、フルタイムで働くKanaの母の代わりに、おばあちゃんが手伝いに来てくれました。

すでにその時には認知症の症状が出ていたんぢゃないかと思う。
一日に何度も同じ事を言い、ガスをかけたらかけっぱなし。
水を出したら出しっぱなしと言う事が多かったです。


Kanaの母は「そんな事無い!!同じことを何度も言うだけだ!」と言っていましたが、
丸一日、おばあちゃんと一緒に過ごし、同じことを何度も言われ、聞かされたKanaは、
仕事から帰ってくる母に「認知症だよ・・」と毎日言い、喧嘩になってました。


そしてKanaにとっては初めての出産そして子育て・・・。不安でいっぱい。
Kanaの心も全く余裕がなかったと思う。


そのうちに、おばあちゃんと話をしなくなりました。
話しかけられても知らん顔。必要最低限の事だけしか話しませんでした。



一ヶ月後、おばあちゃんが「帰る日」

一日に何度も同じことを言い、何度も同じことを聞いていたおばあちゃんが、帰り際に。
「あたしゃ、Kanaに嫌われたよ。ぢゃけ~、もうこんわ・・・。わりかったね。わりかったの~」と。。。。。




今でもその時の事忘れられません。
どうして、心に余裕を持てなかったのか?
どうして、あんなにひどい事をしたのか?

後悔して悔やんでも、あの時には戻れません。


そして愛が産まれた時には、認知症がかなり進んでうちへ来れる状況ではありませんでした。




今では、Kanaの顔さえも覚えてません。


名前だけは覚えているようですが、
「おばあちゃんの6人の子供の上から三番目の和ちゃん(Kanaの母の事)の子供のKanaよ!」
と、言わないとわかりません。


もちろん楓の事も愛の事も分かりません。


いつも違う名前で子供たちの事を呼びますが、子供たちは違う名前で呼ばれても「な~に?」と返事をします。

同じ事を聞かれてもちゃんと答えます。昔のKanaとえらい違いです。



そんなおばあちゃんに今日、久々に会いに行きます。

ちょっと遠い為、なかなか会いに行けませんが、今日会いに行きます。



楓は「ばーばーばーちゃん、オレたちの事、やっぱり覚えてないんかね?また楓よって教えんといけんね~」
愛は「また違う名前で呼ぶんぢゃろ~ね、まあ、なんの名前でも良いけどね」
なんて言ってます。



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そうそう、ホームに入居する前の話ですが、子供らが近所の駄菓子屋で「ガム」を買って来て、
おばあちゃんの横で食べてたようです。


「自分だけ食べずに周りのお友達にもあげようね」と言ってきたKanaの教えを守り、子供たちはおばあちゃんに「ガム」をあげました。


「このお菓子はどうやって食べるのか?」と聞くおばあちゃんに子供たちはガムは噛んで味が無くなったらティッシュに丸めて捨てる事を教えてあげました。



少しして、子供たちがガムを捨てるのをみて、同じように捨てようと思ったおばあちゃん。



おばあちゃん「入れ歯」です。


ガムと一緒に「入れ歯」がゴポッと外れ、口から出てきたのをみた愛は・・・・


ぎゃ~


大泣きしたのを思い出しました。確か愛は3~4歳ぐらいだったかな?
楓は、走って私の所にやってきましたよ。
「ばーばーばーちゃんの歯が全部抜けた」って(笑


その場に大人がいれば、もちろんガムなんて渡さなかったんですけどね。。。
子供二人とばーばーばーちゃんの楽しい時間だったようです。



二人とも、覚えてないでしょうね?特に愛は・・・(笑









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